Nagahama Festival Orchestra
《私達がどの様なポリシーでどんなオーケストラにしていきたいか》
もくじ
<プレ・コンセプト>
ネーミングの由来
目標とするオーケストラ
目標とする団体…新たな仲間を求めて
<現状の考え方>
動員
収益
謝礼関係
オーケストラ内の構成
<将来・関係団体等>
今後オーケストラに必要なもの
団の規則
浅井文化ホール様
オーケストラを作ろうと思ったきっかけ
<長期的に目指すこと>
長く続くオケにしていく
地域に必要な音楽文化の向上に貢献する
地域に必要な音楽文化の向上に貢献する
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プレ・コンセプト
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《ネーミングの由来》
フェスティバルは単発を意味する言葉としては選んでおりません。
タングルウッド音楽祭のような価値のある音楽祭を夢見てFestivalを選んでいます。
それと同時に参加するプレーヤーが「自分の為の音楽のフェスティバル」と感じられるようなオーケストラにしていきたい!!と願いを込めました。
《目標とするオーケストラ》
演奏者が新しい感動に触れるオーケストラ
全国に様々オーケストラがあります。
アマチュアオーケストラも様々な形態、文化、ポリシーを持っておられます。
誰でも楽しく参加できるオーケストラや、特定の演奏曲目に特化されている所もあります。
当初私達が考えたのは、まずこのオーケストラが継続して活動できるオーケストラにする事です。
なぜなら、充実したオーケストラが素晴らしい演奏をし続けることは、限りなく価値がある事だと思うからです。
そのため、目指す方向としてこの3点を挙げました。
アマチュアオーケストラも様々な形態、文化、ポリシーを持っておられます。
誰でも楽しく参加できるオーケストラや、特定の演奏曲目に特化されている所もあります。
当初私達が考えたのは、まずこのオーケストラが継続して活動できるオーケストラにする事です。
なぜなら、充実したオーケストラが素晴らしい演奏をし続けることは、限りなく価値がある事だと思うからです。
そのため、目指す方向としてこの3点を挙げました。
1.地元に根ざしたオーケストラ
2.高い演奏レベルを目指す事を目的としたオーケストラ
3.演奏者が新しい感動に触れるオーケストラ
1.地元に根ざしたオーケストラ
「地元に根ざした」と言うのは誰しもある単純な地元意識が働きました。
それより今となっては重要な事で、長浜には立ち上げるのに最もふさわしいホールがあります。浅井文化ホールです。
地方であるが故に安価で借る事ができ、所有しているの長浜市の理解もあります。
それより今となっては重要な事で、長浜には立ち上げるのに最もふさわしいホールがあります。浅井文化ホールです。
地方であるが故に安価で借る事ができ、所有しているの長浜市の理解もあります。
しかし活動拠点である長浜市内には、弦楽器を演奏される方が非常に少なく、市民だけではオーケストラが成り立たちません。
長浜だけでフルオーケストラを作ろうとすると、奏者を育てる所から始める事が必要であり、演奏会を開催するには膨大な時間が掛かります。
長浜だけでフルオーケストラを作ろうとすると、奏者を育てる所から始める事が必要であり、演奏会を開催するには膨大な時間が掛かります。
演奏会を開催するには、必然的に少し広域から参加者を募る必要があります。
そうなると地域をどう定義するか?
その定義自身に意味が薄らいできたのが事実です。
そうなると地域をどう定義するか?
その定義自身に意味が薄らいできたのが事実です。
実際問題としては人選があります。
「地域の方を優先する」としたら、その理由は「継続しうる条件が高い人」
これは優先度として扱うべきであり、それ以外は全く同じ扱いで。
これは優先度として扱うべきであり、それ以外は全く同じ扱いで。
地元に根付いたオーケストラとは、地元の方達だけで作るオーケストラという考えだけではなく、地元のみなさまの為にコンサートを行い、地元の音楽文化を育てるオーケストラでもある。と現在は考えております。
2.高い演奏レベルを目指す事を目的としたオーケストラ
これは、はじめから求めるには高いハードルです。
いきなり一定以上のプレーヤーを集め、その人達で演奏会を行うことは出来なくもないことですが、それはとても難しいです。
今回は募集に応じて頂いた方々に広く門戸を開くこととしております。
継続していく中でどの様なレベルを求めていくのか継続を検討してくれる方々と話をしてきます。
3.演奏者が新しい感動に触れるオーケストラ
これを一番大事にしようとしています。
プレーヤーが満足するオーケストラとすることを最大の目的といたします。
プレーヤーが満足するオーケストラとすることを最大の目的といたします。
聴いて頂いた方々に深い感動を味わって頂く為には、演奏家する人達の感動無くしてあり得ません。
その為に、演奏家が本番で感動できるような環境が必要です。
本番ホールでの練習にこだわったのはその一つです。
環境とともにどの様な練習が必要なのかを考えております。
本番ホールでの練習にこだわったのはその一つです。
環境とともにどの様な練習が必要なのかを考えております。
よって長浜フェスティバルオーケストラは
「演奏する人達が新たな感動を見出すような演奏を目指すべきである」
と現時点で定義しております。
「演奏する人達が新たな感動を見出すような演奏を目指すべきである」
と現時点で定義しております。
私達がどれだけみなさんに“新たな感動”が提供できるかまだまだこれからです。
しかしホール練習を始め幾つかトライしております。
皆さんの方で「こんなことがあれば、新たな感動に繋がる」というアイデアがあれば、
ぜひお聞かせください。
ぜひお聞かせください。
もしその一端でも実現できたらオーケストラを作った価値があります。
《目標とする団…新たな仲間を求めて》
オーケストラはシンフォニーをする所
シンフォニーの語源は、音の重なりを意味するラテン語から来ております。
様々な音が重なり合って成り立ちます。
決しての単一の楽器の音色ではシンフォニーにはなりません。
オーケストラには様々な楽器があるのと同じように、様々なプレーヤーがいます。
その多様性があってこそ意義があると思っております。
その多様性があってこそ意義があると思っております。
プレーヤーはそれぞれの音楽の感性、音楽に対しての愛情、アンサンブルに対しての考え方などをお持ちです。
その多様性が保持されるためには、オーケストラそのものの体質がオープンであって多様性を受け入れる懐の深い雰囲気が必要だと考えています。
勿論、演奏レベルの差による制限もありますが、可能な限り様々な人を受け入れられる度量が必要と考えます。
全く別の話なのですが、人が一生である程度の人間関係を結べる人数は500人であるとの研究レポートを読んだことがあります。
そんな限られた人数の中で出会い、一緒のオーケストラで演奏するということ。
これは素晴らしい事であり、この事を皆さんと共感できればと思っております。
そして、その人間関係が長く続くようなオーケストラの文化を作りたいと考えております。
これは素晴らしい事であり、この事を皆さんと共感できればと思っております。
そして、その人間関係が長く続くようなオーケストラの文化を作りたいと考えております。
当面の方針としては、門戸を広く開き、来てくださった方を受け入れます。
応募多数の場合、パートによっては調整させていただくこともございます。
応募多数の場合、パートによっては調整させていただくこともございます。
「来る者は拒まず」を保つことが良いことか否かは、今後皆さんの意見で決めていきたいと考えております。
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現状の考え方
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《お客様の動員》
演奏会であれ講演会であれ「満席の前で」と誰しも願うところです。
当たり前にテンションが違います。
しかし私はそれが一番の本質なのかとの疑問があります。
他にもっと大切にしないといけないことがあるのではと。
私の持論なのですが、100人の人に10の感動を伝えるより、10人に100の感動を与えた方が価値があるのではないか?という事です。
10の感動では時間が経てば意識の中から消えていってしまいます。
100の感激を味わえたならば、その人の忘れ得ぬ記憶となり、その人の価値観や生き方そのものを変えるような演奏ができると信じております。
また別に、演奏家側で考える「満席でなかったらテンション上げられない!」
10の感動では時間が経てば意識の中から消えていってしまいます。
100の感激を味わえたならば、その人の忘れ得ぬ記憶となり、その人の価値観や生き方そのものを変えるような演奏ができると信じております。
また別に、演奏家側で考える「満席でなかったらテンション上げられない!」
それが本当に良いことだろうか。
極論すると演奏家が自分のテンションをコントロール出来ずに人前で演奏して良いのかとも思います。
大切なことは、まず第一に演奏家が感動できる演奏会にすること。
練習中にその感動が予感されること。
そんな予感があればお客様に「今回は良いですよ。ぜひ来てください!」と力強く言いたくなります。そう言えば来てくださるものだと思います。
実際に良い演奏が出来たら、次回以降聞いた人達がたくさんの人を誘ってくれるはずです。
演奏会の集客数は、結果であって目標は無いです。
だからこそ、良い演奏ができるように奏者は演奏に集中すべきと考えております。
《演奏会の収益》
コンサートホールで行うような規模だと入場料0円の演奏会は非常に少ないと思います。
一般的なアマチュアオーケストラの演奏会は、チケット収入や演奏会費、所属するための団費で成り立っています。
奏者へのチケットノルマがある場合、演奏する側がチケット販売に多くの労力を必要とします。また、印刷物も大量に必要となりお金が掛かります。
一般的なアマチュアオーケストラの演奏会は、チケット収入や演奏会費、所属するための団費で成り立っています。
奏者へのチケットノルマがある場合、演奏する側がチケット販売に多くの労力を必要とします。また、印刷物も大量に必要となりお金が掛かります。
別の側面で「販売しなければならないから宣伝できる」というメリットがあります。
しかし、もうそのような時代では無いと思っております。
また、滑稽とも思うのですが、チケット作成・パンフレットの作成のコストが入場料収入の多くを占めていることも珍しくないです。
長浜フェスティバルオーケストラは入場料も参加費も頂きません。
ボランティアのドネーション(寄付金)で賄います。
演奏する人にも主催する側もチケット販売に力を入れたく無いからです。
余計なことに力を入れず、とにかく良い演奏を心がけ、演奏に集中したいからです。
「またやりたい。続けたい」と演奏される方から声が上がるようにのみ集中したいと考えております。
今後このオーケストラ続けるとしたらその資金は?
・参加費を徴収する
・入場料を頂く
・ボランテアを継続して探す
のいずれか、もしくはその合わせ技です。
しかし今からは決められません。
しかし今からは決められません。
最終的には演奏した方がどれだけ満足出来たか。聞かれた方がどれだけ満足されたのかが分からなければ判断できません。
今後どうしていったら良いのかは、練習が進んでいく中で奏者の皆さんの意見をお聞きします。
《謝礼関係》
長浜フェスティバルオーケストラでは賛助代はお支払い致しません。
特にアマチュアの方にはお支払致しかねます。
その分演奏に来て頂いた方には満足を得てもらえるよう努めます。
交通費も出ないのなら出ませんと言う方の参加はご遠慮願っております。
同じ音楽をする者が同じアマチュア同士でお金での契約する事に疑問を感じております。
例えばですが、一般の楽団では1人のエキストラを呼ぶのに団員の団費の一年分に相当するに近い金額がお支払いされております。
一緒のシンフォニーを演奏する事、一緒の感動を共有する事、同じ立場で同じ金額を負担する人と貰う人があってはいけないと考えております。
長浜フェスティバルオーケストラでは、プロの演奏家にも参加を頂いております。
先生方は、私達の意図を理解し、情操教育の為の地域貢献として無報酬でご出演して下さいます。出演される方には演奏に集中し、プロと共に演奏する感動を体感し、忘れ得ぬ記憶をお伝えできればと考えます。
《オーケストラ内の構成》
音楽を組み立てる階層は、
指揮者→セクションリーダー→パートマスター→団員
現状、セクションリーダーは置いておりません。
パートマスターにパート内の取りまとめ一式をお願いしております。
パートマスターにパート内の取りまとめ一式をお願いしております。
今後、団内で議論していきたい内容です。
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将来・関係団体等
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《今後このオーケストラに必要な物》
1.様々な決定の経緯の説明
オーケストラはかなり多くの決定事項があります。
曲目選定、演奏会のあり方、継続性の議論。
それらの決定の経緯の説明は簡単ではないですが、説明責任があると思っています。
それらの決定の経緯の説明は簡単ではないですが、説明責任があると思っています。
意図がわからないままの決定では、これからの時代には通用しません。
どんなプロセスで検討されどうやって決定おこなったかまでの説明が必要であると考えております。
2.決定に対しての参画意識
決定の経緯と共にそこへの参画は、投票のような事が適時可能でなければ団員の意欲は確実に低下します。当たり前に「意見が言いやすいオーケストラを目指します」だけでは、決して達成する事が出来ません。
参加者は多様で多層ですので「同じ音楽が大好きな人達なので大丈夫」と言った単純な考えでは無いと思っております。また、プレーヤーは一人のアーティストなので、それらの人達の意見を集約するには余程聞く側が敬意を持ち、留意せずして率直な意見を聞き出す事は出来ないと考えております。
今までの時代はオーケストラに限らず、【管理する側】と【管理される側】に分かれていることが多く、その間に断絶がありました。それが当たり前であったがゆえ、情報交換が十分になされてきませんでした。
これからの時代は、それでは通用しないと思っており、情報をオープンにし、参加者が同じ土俵に立てるようにすることが重要であると考えております。
《団の規則》
まだ何も決めていません。
しかし長く存続する上で必ず最低限の規則を作って行く必要があると考えております。
ほとんどのオーケストラには会則や団則などの規約があります。
そのほとんどは、地方自治体配下の組織や一般法人の物を適合されているとしか見受けられません。規約を作る際、細かく書くと書ききれないし、それらを一般的にするのは困難だから仕方ないと思っております。勿論完成度も求められるので、そうであるならば今までにない発想で規約を作れないか考えております。
例えば、この“About Us”を適時更新しそれを”規約代わり“のルールブックにしては?と思っております。
演奏会の度に様々な課題が出ます。
曲目選定、楽器編成等様々なもので、それらを従来型の規約が有効に機能するとは考えられず、結果執行部の決定事項が大きくなってしまいます。
ですので、画一的な規約ではなく「現状こうやって考えてこうしている=“About Us”」の方が有効に思います。それは後々専門家と相談していきたいと思っております。
《浅井文化ホール様》
企画をおこなった当初から浅井文化ホール様から支援の申し出を頂いております。
大変ありがたく、感謝しております。
現在『共催とする』事を組織として正式に頂いております。
その共催も元に既にご支援を頂いております。
《オケを作ろうと思ったきっかけ》
きっかけそのものはプライベートコンサートの時に、小嶋稜くんにコンチェルトを弾いて貰いたいと思ったからです。
しかし、その瞬間まで自分はオーケストラを作りたいと思ったこともありませんでした。
理由は簡単で、オーケストラを作れないと思ったからです。
単に集まりを作るのは簡単ですが、同時に運営していく事も考えなければなりません。
オーケストラを作って運営するには、まず意思決定と意思疎通が必須であると思っております。それは今までの紙や電話等では簡単に出来ませんでした。
しかし今は、SNSやITのおかげで人を集めるのが容易になり、容易にオーケストラを作れる時代になりました。現在のITのツールがあれば参加者の心を繋いで、参加者の意見を反映させたオーケストラの運営が可能です。
オーケストラを作って運営するには、まず意思決定と意思疎通が必須であると思っております。それは今までの紙や電話等では簡単に出来ませんでした。
しかし今は、SNSやITのおかげで人を集めるのが容易になり、容易にオーケストラを作れる時代になりました。現在のITのツールがあれば参加者の心を繋いで、参加者の意見を反映させたオーケストラの運営が可能です。
だから自分にもできると直感し、オーケストラを作ろうと思いました。
余談ですが、私自身の人生でそれと同じことがありました。
私はコンピューターソフトを開発する会社を営んでおります。
しかし、私がコンピューターの仕事をするとは思っていませんでした。
しかし、私がコンピューターの仕事をするとは思っていませんでした。
ある時たまたまコンピューターに出会い、たまたまある業界に出会い、これを組み合わせたら新しい価値ができると直感して会社を作り、おかげさまで30年続いています。
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長期的に目指すこと
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長期的に目指すこと
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《長く続くオケにしていく》
当たり前に
普通のオーケストラではなく、特徴のあるオケに。
普通のオーケストラではなく、特徴のあるオケに。
まず演奏する人がハッピーに。
勉強になって普通では得られない経験があればそうなる。
演奏家がハッピーならお客様は自動的に来られる。
具体的に
指揮者はプロで。
演奏者のポイントにプロを。
限りなく価値がある充実したオーケストラを目指し、
限りなく価値がある充実したオーケストラを目指し、
素晴らしい演奏をし続けることを目標に。
《地域に必要な音楽文化の向上に貢献する》
-指揮者 藤村の夢-
-指揮者 藤村の夢-
西洋音楽、クラシック音楽は西洋絵画や西洋文学とともに人類の文化の宝の一つ。
活動の場を世界に求めるオーケストラも必要である。ベルリン・フィルやウイーン・フィルがそう。
片や一つの地域に根ざしたオケも必要である。
各県にプロオケがあり、複数のアマオケがあることがもっとも望まれる形といえる。
片や一つの地域に根ざしたオケも必要である。
各県にプロオケがあり、複数のアマオケがあることがもっとも望まれる形といえる。
あまり知られていないことですが、ベルリンフィルの指揮者であるフルトヴェングラーは、「ベルリン・フィルはベルリン市民の為にある」と語っています。
オーケストラが地域に根ざすことは意義のあることです。
オーケストラが地域に根ざすことは意義のあることです。
アマチュアオーケストラが技術的にプロオケにかなわないのは当然です。
しかし、アマチュアオーケストラが真に音楽を愛し、継続的な活動を行えば、プロオケに匹敵する演奏を提供する事が全く不可能とは思えません。
まず、演奏することに対しての意義、情熱が十分にあれば価値がある事なのです。
まず、演奏することに対しての意義、情熱が十分にあれば価値がある事なのです。
アマチュアの方は日々お仕事をされていて、限られた時間で音楽をしておられます。
生きる喜びや感じていることの全てを演奏に表現することによって、プロにも負けない感動を伝えることが可能かもしれません。
生きる喜びや感じていることの全てを演奏に表現することによって、プロにも負けない感動を伝えることが可能かもしれません。
私は、長浜フェスティバルオーケストラに対し、そのように価値のある活動を目指したいと考えております。
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