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挨拶


主催者挨拶 

《きっかけ》
滋賀県長浜市でコンピューターの会社を経営している平井正公ともうします。
大学に入ると同時にコントラバスを始め今に至るまでアマチュアオーケストラで弾き続けています。
演奏を通じて多くの音楽家と出会っており楽しく友情を深めております。その中の京都芸術大学学生の小嶋稜君と同卒業生の藤村君とは特に親しくしております。

2016年の春のことです。
「優勝したら王将で餃子を食べたいだけ食べさせてあげる」
相当年が離れていますが、友人のピアニスト小嶋稜君がコンクールに出るとのことで、激励の意を込めて僕は言いました。最終的には餃子+コンビニスウィーツを付けることで合意。そうすると、本当に彼は優勝したんです!

僕は感動して「たとえお客さんが僕一人であったとしても、経験を積むためにコンサートを開こう!」と提案し、2016年6月に浅井文化ホールで20人くらいのお客様の前で小嶋君のリサイタルを開催しました。そして、年末には2回目のリサイタルを開催。
その時に「メシアン」という非常に馴染みの薄い曲を演奏してくれたのですが、ものすごくいい演奏で、お客様から「ブラボー!」の声が飛びました。

その声を聴いた瞬間、改めて音楽の持つ力に魅了され、そして瞬時に出た言葉が…
「協奏曲をやろう!そのためにオーケストラを作ろう!」
このことがきっかけで「長浜フェスティバルオーケストラ」が始動したのです。

ふとしたことがきっかけで思いついた自分の"夢"。

実現してくださった皆様に感謝でいっぱいです。
これをきっかけに長く続くオーケストラとなっていけばと願っております。


《目指したいオーケストラ》
コンサートをする、オーケストラを運営していくということは簡単でない事です。
コンサートやイベントを行うとき、まずどれだけのお客様が集まるかに主催者・出演者の意識が奪われてしまうのが現状です。
しかし、私自身は異なった見方をしております。
それは、100人の人に10の感動を伝えるより、10人に100の感動を与えた方が価値があるのではないか?という事です。

10の感動では時間が経てば意識の中から消えていってしまいます。
100の感激を味わえたならば、その人の忘れ得ぬ記憶となり、その人の価値観を変えるような演奏ができると信じております。
ですので、集客には力を入れません。
これらは過去のプライベートコンサートで学んだことです。
出演される方は演奏に集中いただき感動していただきそれをお伝えできればと考えます。

集客に力を入れたくないので今回は入場料いただかないようにいたしました。
必要経費は有志の方々のドネーションで賄います。
よって、プロの方にも謝礼はお支払いたしません。
賛助していただく方もその点ご理解をお願いいたします。

オーケストラメンバーの音楽に対しての接し方、プロであったり愛好家であったり様々です。音楽に対しての想いも各自各様です。楽器によっても人種が違うとさえ感じます。
それをまとめるのは指揮者の大事な仕事です。
しかし、演奏される方々に満足していただける環境を作ることを指揮者に全て任せるのではなく、運営する側も万全を期する必要があります。
まずは、参加される方の意見や要望を広くお聞きする必要があると思っております。
本気でお聞きしてお応えしていきますので、何なりと質問フォームよりお問い合わせください。
余談ですが、会社の経営も同じです。形だけのヒアリングが通じないことは肌でわかっております。必ず向き合います。
皆さんのご参加・ご支援をお願い致します。


                                                                               2017/02/08
滋賀県長浜市木之本町木之本907
                                                                                                    平井正公

《過去のプライベートコンサート》

第一回  2016/06/17


第二回 2016/12/20


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